おやすみロジャーという眠れない人のための魔法の本があった。
どうも、ヨルです。
「おやすみロジャー」という本をご存知でしょうか?
なかなか眠れない人をたった10分で寝かしつけてしまうという魔法の本らしいです。
私がこの本を知ったきっかけは姉夫婦の子供が誕生日ということでプレゼントに何が欲しいと聞くとおやすみロジャーという返答がきたことがきっかけです。
調べてみると、子育てをされている方達にはとても有名な本のようです。
小さなお子様を早く寝かせ付けることは子育てをするママさん達の睡眠時間の確保に繋がりとても大切なことです。
ということでプレゼント用に買ってきました。

本を開いてみると冒頭のページにはこんなことが書いていました。
「車の運転をしている人のそばで絶対に音読しないこと」
すごい効果が期待できそうですね。
おやすみロジャーって何?
おやすみロジャーってどんなものかというと著者はスウェーデンの行動科学者であるカール=ヨハンセン・エリーンさんという方が書かれた本です。心理学と行動科学の知識を生かして書いた本をスウェーデンで自費出版をしたところ大きな反響を呼び現在世界40カ国で翻訳されて読まれている世界的ベストセラー本です。
この本は行動科学や心理学を研究されて書かれている本になります。人は脳の緊張や興奮があるとなかなか眠れません。この本を読み聞かせることによって脳をリラックス状態にしていき、眠りへと導かせる仕組みになっています。
どんな物語?
簡単に説明すると、主人公のうさぎのロジャーがなかなか寝付けないことお母さんうさぎに相談をして、誰でも眠らすことができる「あくびおじさん」のところに会いに行こうと提案があります。会いに行く途中「おねむのカタツムリ」や「ウトウトフクロウさん」と出会い眠るためのアドバイスをもらいます。「あくびおじさん」の家につくと眠る魔法をかけてもらい家へと帰ります。その後、帰る途中で出会った2人と再度会うことでさらに眠りへと誘っていき、家へに帰ると布団に入りぐっすり眠ってしまうというお話です。
主人公と一緒に物語が進んで行く
この物語は主人公はロジャーだけではありません。本の中では「なまえ」と書かれておりこの部分には実際に寝かせたいお子様の名前が入ります。よってこの物語はロジャーとお子様が一緒に物語を進んでいく形になります。これにより、実際に物語の主人公としてロジャーと共に行動することでより想像力が高まっていき、意識することで絵本の世界へと入っていきます。
眠たくなっていくフレーズや表現が入ってくる
物語の中では「ゆっくり」「おもーく」「落ちていく」「もーっと」などのフレーズがなんども繰り返され出てきます。自分に言い聞かせるように自己暗示をかけていくことでリラックさせていき、眠りへと誘っていきます。話の途中であくびをしたり、体の力を抜くような表現があります。これにより、よりリラックス状態にしていき眠りやすい環境にしていきます。
読み聞かせが苦手な人でも大丈夫!
この物語をお子様に読み聞かせようと思うと少し工夫をした読み方が必要になってきます。読み聞かせや表現力が苦手だって思うかたもおられるかもしれません。でも大丈夫です。実は朗読CDが別売りで売っています。
人気声優の水樹奈々さんと中村悠一さんが物語を読んでくれます。
こちらも一緒に購入してみました。
聞いてみると、とてもゆっくりと読み聞かせてくれ、表現力もさすが声優さんとだけあって素晴らしいです。ですので効果は抜群だと思います。
まとめ
世界的に日本人は睡眠時間が大人でも子供でも短いそうです。外国からみると日本人は働きすぎと言われているくらい日本という国は忙しい国のようです。それが睡眠時間と関係しているかはわかりませんが仕事や子育てなど何かをしていることが多いいことはいいことと同時に休憩をする時間が少なくなっている気がします。
脳を休ませるということはとても大切なことです。お子様だけではなく大人の方でも効果のある本なのでもし、なかなか眠れないという方はCDなどを試してみてはいかがでしょうか?この本で多くの人がぐっすり寝れるといいですね。
それではまた。