鶏肉のムネ肉がパサパサにならない方法とは!?

どうも、ヨルです。
皆さんは鶏肉を買うとしたらどこの部分を買いますか?
手羽、ささみ、ムネ、ももといろんな部分がありますね。
おそらく人気があるのはもも肉だと思います。
私ももも肉が好きでよく購入します。
でも少しでも食費を安く購入したいと思うとやはりムネ肉になるのではないでしょうか?
しかし、ムネ肉は低脂肪でヘルシーだけども調理をするとパサパサしてしまうから嫌だという方も多いはず。
ということで今回、安く購入できるムネ肉美味しくする方法をご紹介します。
実は旨味成分たっぷり!?
こんなデータがありました。
旨味成分を表すイノシン酸の量を部位で比較するとなんとムネ肉が一番多いという結果が出ています。
また、他の牛や豚のもも肉と比べても圧倒的にムネ肉が多い結果に。
さらに、疲労回復に期待されている「イミゾダゾールペプチド」がとても多く低脂肪ヘルシーで健康的、低価格というメリットが多い食材なんですね。
なぜ調理するとパサパサになる?
調理をすると美味しくないと感じるのはやはりパサパサ感ではないでしょうか?
なぜパサパサになってしまうのかというと実は加熱による水分量が問題です。
もも肉は脂が多いため加熱してもしっとりしているのに対してムネ肉は加熱すると油ではなく水分が多く出てきます。
水分が少なくなると肉がパサパサになってしまいます。さらに旨味成分は水分の中に含んでいるため、加熱することでうまみが流れてしまいます。
人の脳は口の中に噛みきれないパサパサのものは美味しくないと無意識に感じてしまうと考えられています。
つまり調理することでうまみ成分を無くし、食べると食感が悪いというのが美味しくないと思う原因です。
パサパサしないようにするテクニック
テクニック1 繊維を断ち切る
牛肉や豚肉でも柔らかくするときに叩くのと同じで鶏肉にも繊維があるので繊維方向に直角に切り込みを入れると効果的です。
テクニック2 水分を足す
加熱の原因は水分抜けなため水分を補うことでパサパサを抑えます。
材料はこちら
- 鶏ムネ肉・・1枚
- 水・・肉の重さの1%
- 塩・・肉の重さの1%
- 砂糖・・肉の重さの1%
方法
- 肉の厚みが均等になるようにフォークで肉を突き刺す
- 水に砂糖、塩を混ぜて袋を用意してムネ肉と水を入れる。
- 袋をもんで肉と水が馴染むようにする。
- 1時間ほど冷蔵庫で寝かせる。一晩寝かせるとなお良い。



ムネ肉のチーズ焼き
先ほど寝かせたムネ肉を使って調理してみます。
材料はこちら
- 鶏ムネ肉・・1枚
- ピザ用チーズ
- マヨネーズ
調理方法
- 寝かせたムネ肉を片面を焼きその後、ひっくり返して蓋をして蒸し焼きにする。
- 焼けたムネ肉をアルミの上に置いて表面にマヨネーズを塗ってチーズをかける。
- オーブントースターでチーズが溶けるまで焼くと完成



美味しいので是非お試しあれ!
それではまた。